イチゴの壺 - 庭でいちご狩り


イチゴの壺








  実はイチゴは、簡単に栽培できます。

やってみるまでは、難しいものとばかり思っていました。

しかし、これほど丈夫で強健で簡単に甘いものができる園芸作物は他にないのではないでしょうか?

プランターで作れる唯一の甘いものです。

いちごは果物ではなく野菜のようです。

青果コーナーなどではスーパーでも一番の売上を誇るそうです。それくらいイチゴは好まれているのです。


イチゴをうまく作れて、自宅でイチゴ狩りができるぐらいとれたらいいなと思います。

最近ではスーパーで、大変大きなイチゴがたくさん入っているものが売られています。

昔に比べると、大きさや甘さ味といったものが大変優れたものになってきたと思います。また、イチゴ狩りに行ってとりたてを食べると本当にびっくりするほど美味しいことがあります。

しかし毎日食べるには少し高価なものかもしれません。値段と量の関係をみると高価な部類に入る野菜ではないかと思います。昔よく、ベランダなどでプランターに植えて、育てているのを見たことがあります。

これは秋ごろに植えて翌年の春になると、実がなるというものなのですが、ほとんどまともにおいしいイチゴを食べることができませんでした。

せいぜい実がなったとしても1株から1個、大きさも大変小さなものができるだけです。また、その味といったら酸っぱくてさん散々たる結果でした。

それを考えると、イチゴは難しいから高いんだなぁと思って諦めていました。しかし、イチゴの生態を知ると、そのような作り方ではうまくいかないのはもっともなことだとわかりました。

ちゃんと作ればちゃんとしたおいしいイチゴができるはずなのです。

特に最近では園芸コーナーなどで、青果商品として流通しているイチゴと同じ品種のイチゴの苗が売られたりしています。

苗はいいものが手に入るようになったのです。後はちゃんとした育て方さえすれば立派なイチゴを収穫して食べることができるはずです。しかし、それでも同じ苗を使っているはずなのに、売っているようなイチゴにはなってくれません。

また、苦労して何ヶ月も育てた挙句、1株から採れるイチゴはほんのわずかで食べれる量なんてほとんどありません。これでは苗のお金でイチゴのパックを買ったほうが安くつきそうです。

そのようなこともちょっとした知識があれば、実に簡単に解決することができるのです。昔はイチゴの苗はなんて高いのだろうと思っていましたが、イチゴという植物はドンドンと増殖していき、いくつか買えば翌年には大量のイチゴの苗がとれることになります。

今まではプランターで育てていると、夏場に乾燥させすぎてからしてしまうことが多くて、そんな何年もイチゴという植物が育つということは知りませんでした。

いちど買えば何年でもいくらでもドンドンと増えていく、こんな生態をしっていればイチゴの苗が高いなんていうことは思いもしません。

また、おいしい大きな実がたくさんならないというのはその理由をわかっていなかったなのです。そのようなちょっとした知識があれば本当に簡単に自宅でイチゴがたくさん食べれることでしょう。